国道 457

MICHINOKU MOUNTAIN FOOT ROUTE

国道457号線ガイド

岩手県一関市から宮城県白石市へ ── 奥羽山脈の山麓をなぞり、鳴子・秋保・遠刈田の名湯を一本で結ぶ、約185kmの温泉街道。

184.7km
総延長
2
通過都道府県
3
沿線の名湯
国道4号
起点・終点とも

ROUTE MAP

概略ルートマップ

地図上の赤線が国道457号線の走行経路です。起点(一関市)から終点(白石市)までの主要スポットをズーム・移動しながら確認できます。ピンをクリックすると詳細が表示されます。

国道457号線 走行ルート
主要経由地
温泉地・観光地
他の国道との重複区間(目安位置)

SPEC

国道457号の基本スペック

起点岩手県一関市高梨(国道4号交点)
終点宮城県白石市福岡長袋(国道4号交点)
総延長約 184.7 km(実延長:約 164.4 km)
重用延長約 20.3 km(他の国道と道を共有する区間の合計。詳細は下記「重複区間ガイド」)
通過都道府県岩手県、宮城県
主な経由都市一関市 → 栗原市 → 大崎市(岩出山・鳴子)→ 加美町 → 大衡村 → 仙台市(泉区・太白区)→ 川崎町 → 蔵王町 → 白石市

HISTORY

沿革 〜 6本の県道が1本の国道になるまで〜

国道457号は、最初から一関〜白石を貫く1本の道として計画されたわけではありません。もともと東西方向にバラバラに存在していた主要地方道6路線をつなぎ合わせて誕生した国道です。ルートが南北一直線にならず、あみだくじのように右へ左へ屈曲するのはこのためです。

平成5年1993
一般国道457号として新規指定
1993年(平成5年)4月1日、岩手県一関市〜宮城県白石市間が一般国道457号として指定されました。東西に延びる国道を連絡していた既存の主要地方道6路線を統合する形で誕生しており、「新しく道を作った」というより「バラバラだった道を1つの路線番号にまとめた」国道です。
平成15年2003
加美町が発足
2003年4月1日、加美郡小野田町・中新田町・宮崎町が合併し加美町が発足。沿線の行政区域が再編されました。
平成17年2005
栗原市が発足
2005年4月1日、栗原郡一迫町・鶯沢町・花山村など10町村が合併し栗原市が発足。国の指定政令に残る「花山村」「一迫町」といった旧地名は、この合併以前の表記です。
平成18年2006
大崎市が発足
2006年3月31日、古川市・志田郡鹿島台町・三本木町・松山町・玉造郡岩出山町・鳴子町・遠田郡田尻町の1市6町が合併し大崎市が発足しました。
令和4年〜2022-
一迫西沢道路改良事業(栗原市)が進行中
急カーブが連続し見通しの悪い栗原市一迫西沢地区で、道路線形を見直す改良工事が宮城県により進められています。完成後は急カーブが解消される予定です。
通称・愛称:羽後街道(出羽仙台街道)と呼ばれるほか、仙台市青葉区の愛子中央〜愛子東間は「愛子中央通り」の愛称で呼ばれています。仙台市泉区根白石には「根白石バイパス」、川崎町前川には「川崎バイパス」が整備されています。

ROUTE LOG

北から南へのルート案内(主要スポット)

起点からの距離はルート形状から算出した目安です。実際の走行距離とは多少前後します。

0KM
【起点】岩手県一関市
国道4号との交点からスタート。南西に向かい宮城県栗原市へ入ります。
23KM
宮城県栗原市(栗駒山麓・細倉マインパーク)
テーマパーク「細倉マインパーク」周辺を通過。かつての鉱山文化と自然美を楽しめるエリアです。
この先、栗原市一迫の打越南交差点〜大栗交差点で国道398号と重複します。標識が「398」に変わっても道は合っています。
47KM
大崎市岩出山R47・R108 重複
池月交差点〜岩出山字東川原町の区間は国道47号・108号との3路線重複区間。国が管理する「指定区間」にも当たる、457号の中でも特に重要な重複区間です。
66KM
鳴子温泉郷♨ 名湯
日本有数の温泉地・鳴子温泉郷へのアクセスルートとなります。
90KM
加美町・大衡村R347 重複
薬莱山(やくらいさん)の麓を走り抜けます。加美町矢越〜北町三番の間は国道347号との重複区間です。
132KM
仙台市泉区
泉ヶ岳の東麓、通称「根白石バイパス」を通り、仙台市西部へと向かいます。
141KM
仙台市青葉区上愛子R48 重複
上愛子字北内〜白沢の区間は国道48号(仙台〜山形)との重複区間。「愛子中央通り」の通称区間もこの周辺です。ここを見落として48号を直進してしまうミスが多いポイント。
149KM
仙台市太白区(秋保温泉)♨ 名湯
名取川沿いに広がる秋保(あきう)温泉街へと向かいます。
160KM
川崎町R286 重複
国営みちのく杜の湖畔公園付近を通過。前川〜今宿の区間は国道286号(仙台〜山形)との重複区間、通称「川崎バイパス」です。
175KM
蔵王町(遠刈田温泉)♨ 名湯
蔵王連峰の麓に位置する遠刈田(とおがった)温泉へ。
185KM
【終点】宮城県白石市
南下を続け、白石市福岡で再び国道4号へと合流します。

OVERLAP GUIDE

重複区間ガイド 〜 完全走破のための路線チェック 〜

国道457号は6つの主要地方道を統合して指定された経緯があり、単独区間は約164.4km、他の国道と道を共有する「重複区間」が合計約20.3kmあります。重複区間では現地の標識が他の路線番号を示すため、「道を間違えた」と思いがちですが、そのまま道なりに進めば457号のルートを正しくトレースできています。完全走破を目指す方は、以下の5区間を事前に押さえておくと迷いません。
重複する路線 区間 付近の目印
398
栗原市一迫 打越南交差点 〜 大栗交差点 細倉マインパークの南、栗駒山麓エリア
47 108
大崎市 池月交差点 〜 岩出山字東川原町 3路線が同じ道を走る、国が定める「指定区間」
347
加美町矢越 〜 加美町北町三番 薬莱山の麓、加美町中心部の手前
48
仙台市青葉区上愛子字北内 〜 白沢 「愛子中央通り」周辺。見落として48号を直進しやすい要注意区間
286
川崎町前川 〜 川崎町今宿 通称「川崎バイパス」、国営みちのく杜の湖畔公園の近く

ナビ代わりに:主要な接続県道

重複ではなく単純に接続する県道も含め、迷いやすいポイントの目印になる主要地方道を挙げておきます。

  • 宮城県道42号 築館栗駒公園線・栗駒山方面(栗原市栗駒沼倉)
  • 宮城県道17号 栗駒岩出山線(栗原市栗駒八幡)
  • 宮城県道223号 泉ヶ岳公園線(仙台市泉区福岡)
  • 宮城県道132号 秋保温泉愛子線(仙台市青葉区愛子中央)
  • 宮城県道47号 蔵王川崎線(川崎町川内)
  • 宮城県道255号 青根蔵王線(川崎町・青根温泉方面)
  • 宮城・山形県道12号 白石上山線(蔵王町遠刈田温泉)
  • 宮城県道51号 南蔵王七ヶ宿線(白石市福岡八宮)

TRIVIA

地理・道路マニア向けトリビア

FACT 01
国道4号で始まり国道4号で終わる

起点(一関)も終点(白石)も国道4号との交点です。平野部を一直線に結ぶ国道4号に対し、山側を大きく回り込むブーメランのような形状をしています。

FACT 02
温泉地を繋ぐ「名湯街道」

鳴子温泉郷、秋保温泉、遠刈田温泉といった宮城県を代表する名湯の数々を一本で繋ぐ、温泉好きにはたまらない観光ドライブコースです。

FACT 03
5つの国道と重複する

国道398号・47号・108号・347号・48号・286号と、合計5区間・約20.3kmにわたって道を共有します。詳しい区間は上の「重複区間ガイド」をチェック。